日本にはその風土に合った、
様々な工芸品があります。
陶磁器や金属、漆など
日本の素材を直接感じられるカタチに仕上げました。
産地と直接繋がりがあるからこそ実現する、
日本の素材の見本市です。

二寸五分は古来より手に収まりの良いサイズとして
呑みや徳利の胴径に用いられてきました。
現在ではビール瓶やワインボトルも同じように作られており、
二寸五分は持ちやすいサイズとして今も使われています。
1mm単位の精度で加工が出来る日本の技術を用いて、
日本の素材を二寸五分の口径で仕上げています。

時代の変化の中で用途は変わっても
カタチは変わらなかった日本独自の器、蕎麦猪口。
日本の食と歴史風景が織り成したカタチは
あらゆる文化様式に馴染みます。
合理性を追求し日本の素材と技術を淡々と映す器。
NANAROKUが備える普遍的な美しさは時代を越え、
国境を越えます。